コレラ発生で13人死亡
ネパールの西部郊外で、コレラの発生により13人が死亡したことを受け、アメリカ疾病管理予防センター(CDC)は、外国人旅行者に対してコレラに警戒するように促した。
モンスーンの時期は発生率が高い
ネパール西部にあるドティ地区で、2ヶ月間で13人が死亡した。しかし現在は状況は好転していた。
過去15年間においてはネパールでは雨季には常に数件のコレラが発生していた。4月半ばよりカトマンズで15人のコレラ患者を認めた、しかし死亡ケースは発生していない。
ネパールはモンスーンシーズン。この時期は、汚染水が原因で通常下痢などの病気にかかりやすくなっている。
衛生状態に問題 旅行者は最低限度の注意を
コレラは通常感染者の便により汚染された水や食品の菌から感染する。もし治療しなければ感染者は脱水症により1日以内に死亡する。老人や小児たちはより感染しやすい。
ドティを含む多くのネパール西部地区の保健施設は遅れており、農業従事者は衛生状態の悪い環境下で生活しており、電気や清潔な水を得ることは困難である。
ネパールを旅行する者は特に心配する必要はないが、衛生に関して個人的に注意するようにしたい。水は沸騰させたものかミネラルウォーターを飲むようにし、また残り物を食べることは避けるようにするべきだ。
▼外部リンク
AFP通信 Tourists in Nepal warned over cholera outbreak
(この件に関して詳しくは以下のサイトで)
http://news.yahoo.com
アメリカ疾病管理予防センター ネパール情報
http://wwwnc.cdc.gov