医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 武田薬品、「TAK-994」投与中断、第II相を終了-安全性上の問題判明

武田薬品、「TAK-994」投与中断、第II相を終了-安全性上の問題判明

読了時間:約 1分4秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2021年10月08日 AM10:10

武田薬品は6日、第II相試験中の経口オレキシン2型受容体選択的作動薬「」について、安全性上の問題が発覚したことから、患者への投与を中断すると発表した。第II相試験は来年1月30日まで予定していたが、前倒しで終了する。今後、詳細なデータを入手し次第、)との協議も踏まえ、開発の継続を判断するとしている。

TAK-994は、ナルコレプシータイプ1(NT1)における初の経口オレキシン受容体作動薬。NT1を対象とした第II相試験を実施していたが、今回安全性上の問題が判明したことから、患者への投与中断を決定。第II相試験について、当初予定より3カ月以上前倒しで終了することにした。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外
  • 【日病薬中四国ブロック会議】動き出す薬剤師出向計画‐アウトカム意識が重要に
  • 【財政審】中間年改定は全品目実施を-スイッチOTC推進促す