高齢者施設を中心に患者が発生
北海道では、腸管出血性大腸菌O157の患者が相次ぎ、患者は100人を超え、8月11日に100歳代女性が死亡、80歳代の女性が8月12日に死亡とされていましたが、4歳児が11日に死亡していたことが分かりました。
死亡した3人の便からは、O157が検出されています。
北海道では、札幌、江別、千歳、苫小牧の3保健所管内で、食中毒のような症状を訴える患者が100人を超えている状況。症状を訴えているほとんどが、高齢者関連施設の入所者となっています。
(感染症発生動向調査 2012年第30週の速報グラフより引用)
女児と高齢者施設との関連はまだ不明
食中毒のような症状を訴える患者がいる高齢者施設のうち、いつくかは、同一の業者から食材の納入を受け、施設内で調理を行っていました。
なお、死亡した女児は、8月6日から症状を訴え、病院で手当を受けていましたが、11日に死亡。高齢者施設との関連があるかを、現在調査をしているところです。
▼外部リンク
札幌市
http://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f1kansen/f06o157.html
国立感染症研究所 腸管出血性大腸菌感染症 発生動向調査
http://www.nih.go.jp/niid/ja/ehec-doko.html