中央社会保険医療協議会の費用対効果評価専門組織は24日、
慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬「
テリルジー100エリプタ」と白血病治療薬「
キムリア」の費用対効果評価案を総会で示し、了承された。2019年4月に同制度の運用開始後、総合的評価が公表されるのは初めてとなる。今後、総合的評価をもとに両製品の価格調整を行う。
同制度は、市場規模が大きいか著しく単価が高い医薬品・医療機器を評価対象とし、保険償還の可否判断ではなく、一旦保険収載した上で価格調整に用いるとされている。今回、評価対象となっている14品目のうち、テリルジーとキムリアの総合的評価を示した。