厚生労働省は2日、「医療用医薬品から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」でスイッチOTC化の要望と議論を効果的、効率的に行うための中間取りまとめ案を示した。要指導・一般用医薬品では薬剤師が服薬指導・薬剤選択、フォローアップを担うなど重要な役割を担うとし、スイッチ化が可能な医薬品については使用者自身が症状を判断できるアレルギー性鼻炎治療薬などを候補に挙げた。24日の会議で中間取りまとめを最終化する予定。
中間取りまとめは、検討会議で議論となった事項などをまとめ、スイッチ化の要望と議論を効果的、効率的に行うことが目的。骨子案の議論を踏まえ、論点や課題を記載した中間取りまとめ案として明示した。