効果は速やかに現れ、持続する
Meiji Seika ファルマ株式会社は11月29日、慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療薬「オーキシス(R)9μgタービュヘイラー(R)60吸入」(一般名:ホルモテロールフマル酸塩水和物)を発売したことを発表した。
(画像はプレスリリースより)
同剤は長時間作用性β2刺激薬(LABA)に分類されるもので、COPDの気道閉塞性障害に基づく諸症状を緩解するとされている。効果発現が速やかであること、持続的に呼吸機能を改善することが特徴。1日2回の吸入で患者に安心を与え、アドヒアランス向上に寄与する薬剤として高い評価を得ているという。
ガイドラインで推奨薬剤として記載
Meiji Seika ファルマはプレスリリースで
「オーキシス(R)9μgタービュヘイラー(R)60吸入」の発売により、先生や患者さまの多種多様なニーズに対応することが可能となります。更に、COPDの薬物療法は長期にわたることが多く、患者さまの通院負担の軽減や更なるQOLの向上に寄与するものと考えております。(Meiji Seika ファルマ株式会社 プレスリリースより引用)
と述べている。
同剤は、日本呼吸器学会より今年4月に発表された「COPD診断と治療のためのガイドライン第4版」において、安定期のCOPD管理における薬物療法の推奨薬剤として記載されている。(小林 周)
▼外部リンク
Meiji Seika ファルマ株式会社 ニュースリリース
http://www.meiji-seika-pharma.co.jp/pressrelease/2013/