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キョーリン 感染性胃腸炎等の汚染拡大を防止するルビスタ嘔吐物処理キットを発売

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2013年12月04日 PM08:31

環境除菌・洗浄剤「ルビスタ」を使用した汚物処理キット

キョーリン製薬ホールディングス株式会社は11月25日、子会社であるキョーリン メディカルサプライ株式会社と杏林製薬株式会社が共同で、嘔吐物などの汚物処理用の新製品として、「」を12月初旬に発売することを発表した。

(画像はプレスリリースより)

必要な器材を全てキットに梱包

同製品には、2012年7月に発売された環境除菌・洗浄剤「ルビスタ」が使用されている。この「ルビスタ」は、感染予防・病原微生物の蔓延防止を目的とした衛生管理のために、世界中の医療機関等で用いられている。

同キットを使った嘔吐物処理の手順は、吸水ポリマーシートで嘔吐物を覆って嘔吐物シートごと除去し、残った嘔吐物残渣はペーパータオルをかぶせ、ルビスタ調製液で浸してペーパーごと除去。最後に嘔吐物の付着した表面をルビスタ調製液で除菌・洗浄して、処理用品を全て廃棄する、というものだ。同製品には嘔吐物処理に必要な器材が全て1つのキットに梱包されているため、迅速・簡単に嘔吐物の適切な処理を行うことができるという。

感染性胃腸炎等の拡大防止の効果を期待

感染性胃腸炎に罹患した患者の便や嘔吐物には、原因ウィルスが非常に多くふくまれている。ウィルスは強い感染力を有するため、嘔吐などによって原因ウィルスがまき散らされた場合、迅速に適切な処理をしなければ、二次感染を引き起こし感染が拡大する。同製品は既存の製品に比べて、より迅速・簡便・確実な嘔吐物処理を行うことが可能であり、汚染拡大防止の効果を高めることが期待できる。(鈴木ミホ)

▼外部リンク

キョーリン製薬ホールディングス株式会社 プレスリリース
http://www.kyorin-gr.co.jp/news/docs/

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