医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【財務省】診療報酬、マイナス改定不可欠-調剤料「大胆に縮減すべき」

【財務省】診療報酬、マイナス改定不可欠-調剤料「大胆に縮減すべき」

読了時間:約 1分38秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2019年11月08日 AM10:00

財務省の財政制度分科会は1日、来年度予算編成に向け、医療制度改革をめぐって議論した。2020年度診療報酬改定に関する考え方として、国民医療費の抑制を図るためには、「診療報酬のマイナス改定は不可欠」と強調。医科・歯科・調剤の技術料に横並びで改定率が設定されていることに問題意識を示した。また、調剤報酬の構造転換を主張。特に調剤料に対して、「剤数、日数に比例した算定方法を適正化し、大胆に縮減すべき」とした。

診療報酬改定については、過去10年間で国民医療費が年平均2.4%のペースで増加する中、高齢化の要因等による増加の範囲に収めるため、マイナス2%半ば以上の改定とする必要があると指摘。20年度診療報酬改定においても「一定程度のマイナス改定を行い、国民負担を抑制する必要がある」との考えを示した。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【福岡厚労相が会見】ラグ・ロスの解消に意欲-官民一体で取り組む課題
  • 【安定確保策会議】承認書と相違44%で確認-後発品自主点検結果を公表
  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外