医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医療 > ジェイ・エム・シー 3Dプリンターを活用した透明PVA製の臓器モデルを発表

ジェイ・エム・シー 3Dプリンターを活用した透明PVA製の臓器モデルを発表

読了時間:約 1分
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年11月26日 PM09:40

訓練用の臓器モデルを刷新し、統一ブランド「OPENER」を展開

試作開発や医療シミュレーターを手がける株式会社ジェイ・エム・シーは、11月15日、医療シミュレーターブランド「OPENER」の立ち上げを発表した。11月20日~23日にドイツ・デュッセルドルフにて開催される世界最大の医療機器見本市「MEDICA2013」において、同ブランド第一弾製品としてPCI(経皮的冠動脈形成術)カテーテルシミュレーターを発表したという。

(画像はプレスリリースより)

第一弾製品は「PCIカテーテルシミュレーター」

「PCIカテーテルシミュレーター」は、3Dプリンターを活用して心臓・冠状動脈・大動脈を一体成形し、各心腔を再現したPVA(ポリビニルアルコール)製のリアルな透明の心臓モデル。親水性のあるハイドロゲルを使用することで、実際の生体に近い触感を再現しているという。

「OPENER」ブランドの概要とは

「OPENER」は、「シミュレーターのラインナップを拡充し、医師が模擬練習する機会を増やすことで、医療をオープンにする」というコンセプトで開発された医療用のシミュレーターブランド。医師の術前イメージトレーニングや最新手技のトレーニング、新たな術式の考案・演習が主な用途となる。実際の器官に酷似したシミュレーターを使うことで、本番さながらの手術演習を、何度でも試すことができるとしている。(鈴木ミホ)

▼外部リンク

株式会社ジェイ・エム・シー プレスリリース
http://www.jmc-rp.co.jp/info/

「OPENER」 ホームページ
http://www.opener-jmc.com/

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医療

  • 加齢による認知機能低下、ミノサイクリンで予防の可能性-都医学研ほか
  • EBV感染、CAEBV対象ルキソリチニブの医師主導治験で22%完全奏効-科学大ほか
  • 若年層のHTLV-1性感染症例、短い潜伏期間で眼疾患発症-科学大ほか
  • ロボット手術による直腸がん手術、射精・性交機能に対し有益と判明-横浜市大
  • 前立腺がん、治療決定時SDMが患者の治療後「後悔」低減に関連-北大