医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > プレミアム > 【豊中市、豊中市薬剤師会、大阪大学】健サポ薬局に「豊中モデル」-産官学の協働事業スタート

【豊中市、豊中市薬剤師会、大阪大学】健サポ薬局に「豊中モデル」-産官学の協働事業スタート

読了時間:約 1分59秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2019年09月20日 AM10:45

豊中市(大阪府)は17日、同市薬剤師会、大阪大学と協働し、薬局を拠点に健康情報を発信する「・豊中モデル」事業をスタートさせた。市内7薬局を健康情報拠点薬局と位置づけ、電子掲示板(デジタルサイネージ)を設置して健康、医療、福祉などに関する市政情報などを発信。薬剤師がその場で解説・相談対応し、市民の健康増進維持を支援する。阪大は、利用者の満足度や健診受診率への影響などデジタルサイネージの情報発信による効果検証も行う。行政、薬剤師会、大学の3者が連携した産学官共同研究の取り組みは全国で初めて。

左から土井健史阪大薬学研究科長、長内豊中市長、芦田康宏豊中市薬会長

同事業では、薬局が健康情報発信の拠点として、市民へのヘルスリテラシーの向上に寄与する存在となるよう産官学で取り組む。豊中市が健康、医療・福祉などの市政情報を、豊中市薬に提供。豊中市薬は、デジタルサイネージで発信する情報を収集し、健康情報拠点薬局へ配信する。健康情報拠点薬局は、市民からの相談に対して適切な助言を行うなど、薬剤師の専門性を生かし、良質な健康情報を発信することで、市民が自らの健康に取り組むきっかけを作る。

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 プレミアム 行政・経営

  • 【福岡厚労相が会見】ラグ・ロスの解消に意欲-官民一体で取り組む課題
  • 【安定確保策会議】承認書と相違44%で確認-後発品自主点検結果を公表
  • 【薬局団体連絡協議会】「リスト化で会員増」2割-地域薬剤師会の再編提言
  • 【消費者庁部会】紅麹問題でGMP指針改正-微生物原材料の食品対象
  • 【エーザイ】レカネマブ欧承認勧告-ApoEε4ホモ接合を除外