世界最軽量の「ドライカーボン松葉杖」がグッドデザイン金賞を受賞
デザイン・ブランディング事業を手がける株式会社セイタロウデザインが手がけた「ドライカーボン松葉杖」が、公益社団法人日本デザイン振興会の主催する2013年度グッドデザイン賞の「個人用品、育児・介護部門」において、「グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)」に選ばれた。
(画像はプレスリリースより)
「ドライカーボン松葉杖」とは
今回受賞した「ドライカーボン松葉杖」は、F1等にも使用される最先端素材であるドライカーボン(CFRP)を使用した、世界最軽量の松葉杖。オートクレーブ形成により、約310gと驚異的な軽量化・高強度を実現し、体への負担を軽減してより快適な暮らしを可能にするとしている。
また、「松葉杖は仕方なく使う歩行補助器具」という従来の固定概念を打ち破り、ユーザーの所有欲を満たし、佇まいが美しく見える、「使いたいと思える」プロダクトを目指してデザインされているという。
利用者に合わせてカスタマイズできる
既存の松葉杖に見られる寸法調整用のネジが干渉することのないよう、脚部を滑らかな曲線にし、安全面とともに歩行時に金属音が鳴らないように配慮されている。
また、ユーザーの身長に合わせて、脇下から手までの長さ・全長をカスタマイズできる他、アルミ部分はアルマイト加工により、好きな色を選んでカスタマイズできる。(鈴木ミホ)
▼外部リンク
株式会社セイタロウデザイン プレスリリース
http://seitaro-design.com/press/