日本薬剤師連盟の組織内統一候補として、自民党から比例区で出馬した本田顕子氏は、21日に投開票が行われた第25回参議院議員通常選挙で党内比例14位の15万9000票あまりを獲得し、初当選を果たした。任期6年の参議院議員は3年ごとに半数が改選されるが、3年前の参院選で日薬連盟が支援した藤井基之氏が当選しており、初めて組織内の薬剤師議員が2人となった。また、参院では石井道子氏以来の女性薬剤師議員となる。
■医療界上位の15万9000票
本田氏は、選挙事務所に詰めかけた支持者や選挙活動の支援者に謝意を示した上で、「これから薬の専門家として、医療と福祉の充実、薬剤師の地位向上につながる取り組みに精一杯努力していきたい」と語った。