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高血圧治療薬「ミネブロ錠」発売-第一三共

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2019年05月15日 PM12:00

新規の非ステロイド型の選択的ミネラルコルチコイド受容体ブロッカー

第一三共株式会社は5月13日、「ミネブロ(R)錠 1.25mg・2.5mg・5mg」(一般名:)を、同日、国内で新発売したと発表した。


画像はリリースより

同剤は、米エグゼリキス社との共同研究で見出され、第一三共が単独で開発した新規の非ステロイド型の選択的ミネラルコルチコイド受容体ブロッカー。本態性高血圧症患者を対象に実施した国内第3相臨床試験(ESAX-HTN試験)の結果に基づき、2019年1月に「高血圧症」を適応として、国内製造販売承認を取得している。

高血圧症にはミネラルコルチコイド受容体の過剰な活性化が関与

本態性高血圧症は、ある特定の原因疾患により発症する二次性高血圧症に対して、原因が特定できず、遺伝素因や生活習慣等の複数の要因により発症する(一次性)高血圧症のことで、高血圧症の90%近くを占めると言われている。

ミネラルコルチコイド受容体は、血液中の電解質のバランスを制御するステロイドホルモンの受容体。高血圧症には、ミネラルコルチコイド受容体の過剰な活性化が関与していることが知られている。

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