1日1回1錠投与の抗HIV治療薬
ギリアド・サイエンシズ株式会社は4月3日、HIV-1感染症成人患者の治療に対する1日1回1錠投与の抗HIV治療薬「ビクタルビ(R)配合錠」(一般名:ビクテグラビルナトリウム・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミドフマル酸塩配合剤)を4月8日より発売すると発表した。
画像はリリースより
同剤は、ブースターを必要としない新規インテグラーゼ阻害剤(INSTI)ビクテグラビル(BIC)(50mg)とエムトリシタビン/テノホビル アラフェナミド(FTC/TAF)(200/25mg)を配合した新規の1日1回1錠投与製剤。米国では2018年2月に、また欧州でも同年6月に「Biktarvy(R)」の商品名で承認されている。
抗HIV治療薬6製品、製造販売承認の承継も予定
HIV領域に長年取り組んできたギリアドは、日本においてもHIV事業本部を立ち上げ、2019年1月より抗HIV治療薬である「ビリアード(R)錠300mg」「エムトリバ(R)カプセル200mg」「ツルバダ(R)配合錠」「スタリビルド(R)配合錠」「ゲンボイヤ(R)配合錠」および「デシコビ(R)配合錠LT/HT」の6製品の販売を引き継いでいる。
なお、将来的には、これら6製品の製造販売承認を、日本たばこ産業株式会社からギリアドへ承継することを計画中。
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・ギリアド・サイエンシズ株式会社 プレスリリース