国内では2010年に発売開始、2社で販売提携
アストラゼネカ株式会社とアステラス製薬株式会社は1月17日、ドライパウダー吸入式喘息・慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療配合剤「シムビコート(R)タービュヘイラー(R)30吸入、同60吸入」(一般名:ブデソニド/ホルモテロールフマル酸塩水和物)に関し、販売移管および共同販促終了を発表した。
同剤は、吸入ステロイド薬であるブデソニドと、長時間作動性β2刺激薬であるホルモテロールフマル酸塩水和物が、1つの吸入器具(タービュヘイラー(R))に配合された、1日2回投与のドライパウダー吸入式の喘息・COPD治療配合剤。日本では2010年1月に発売し、アストラゼネカが製造・開発を、アステラス製薬が流通・販売を担当し、両社で販促活動を行ってきていた。
今後はアストラゼネカが流通・販売と販促活動を実施
今回の流通・販売および両社による販促活動の終了は、両社の関連会社であるスウェーデンのAstraZeneca ABが2009年に締結した、日本における同剤の販売および共同販促に関する契約の終了に伴うもの。
今後は、アステラス製薬が日本において単独で行っている流通・販売をアストラゼネカに移管し、両社が共同で行っている販促活動を、2019年7月30日をもって終了する。2019年7月31日以降は、アストラゼネカが日本における同剤の流通・販売および販促活動を単独で行う予定としている。
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・アストラゼネカ株式会社 プレスリリース