厚生労働省の「2040年を展望した社会保障・働き方改革本部」の初会合が22日に開かれ、高齢者人口がピークとなる40年を見据え、国民の健康増進に貢献する政策を実現するため「医療・福祉サービス改革」など四つのタスクフォースを設置し、具体策を検討する方針を示した。
同本部では、現役世代が減少する一方で高齢者の就業者数が増加している現状を踏まえ、国民がより長く元気に暮らすためには、▽健康寿命の延伸▽医療・福祉サービス改革▽高齢者の雇用参加▽地域共生――の4課題への対応が必要とした。各課題に対するタスクフォースを設けて、具体策を部局横断的に検討する。