英ロンドン、ケンブリッジ
(ビジネスワイヤ) — 個別化医療を支援する研究ツールを提供するHorizon Discovery社は本日、遺伝子改変技術の技術提携先(エクセレンスセンター:CoE)としてアジアで3つの研究機関、愛知県がんセンター、ソウル国立大学、国立がんセンター(シンガポール)と新たに提携したと発表しました。Horizon社は、同社の独自の遺伝子改変技術である”GENESISTM”を、ガンに関連する特定の遺伝子を改変した細胞株作製の為に、それぞれ研究機関に提供します。
Horizon社主任研究員のRob Howes博士は、「これら3つの研究機関が新たに当社のエクセレンスセンタープログラムに参加されることをうれしく思っています。当社のrAAV遺伝子編集ネットワークを引き続きアジアで拡大することに大いに期待しており、2013年中にさらに数を増やすことができればと願っています。」と述べています。
愛知県がんセンターは、Horizon社の日本における3番目のエクセレンスセンターです。ウイルス性のがんの撲滅に向けた世界的な取り組みの一環として、エプスタイン・バー・ウイルスのウイルス増殖と腫瘍形成の分子機構の解明に焦点を当てます。このプログラムの主任研究員は村田貴之博士です。
ソウル国立大学の分子生物学・遺伝学研究所は、Horizon社と協力して同質遺伝子細胞株を作成し、BubR1紡錘体集合チェックポイントの調節機構の研究を行います。本研究の目的は、がんの遺伝的不安定性の本質を理解することです。ソウル国立大学のプログラムは、イ・ヒョンスク准教授が率います。
NCCシンガポールの臨床腫瘍科主任研究員のダニエル・SW・タン博士は、Horizon社の技術を利用して、がんを引き起こすEGFR変異の細胞株における効果を研究します。EGFR変異は、さまざまな種類のがんに関与しています。
これらの研究機関は、ケンブリッジ大学、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)、エール大学、ワシントン大学セントルイス校、ベセスダの米国国立がん研究所(NCI)、日本の国立がん研究センターといった著名な研究機関を含むエクセレンスセンターの一員となります。
ホライズンの技術提携プログラムの詳細は、www.horizondiscovery.comでご入手いただけます。
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