2,000円を境に、治療費の妥当性に大きな差
株式会社QLifeは、ホルモン補充療法(HRT)を現在受けている・受けたことがある40~50代の女性500名を対象に、更年期障害におけるHRTの実態調査を行った。HRTに対する満足度は、半数以上が「満足」「やや満足」と回答。 治療開始のタイミングについても、満足度が高ければ高いほど、「もっと早く受けていればよかった」と答えている。
画像はプレスリリースより
また、HRTの治療費については、過半数が「妥当だと思う」と回答しており、「どちらというと安い」、「安い」と合わせると、63.4%が費用以上の治療効果を感じている。費用別では、1か月あたり2,000円未満の患者の80%以上が「妥当だと思う」 、「どちらというと安い」、「安い」と回答している一方で、2,000円以上かかっている患者の半数以上が「高い」「どちらかというと高い」と回答。2,000円を境に、金額の妥当性に大きな差があることが分かった。
1人あたり平均5.4個の症状に悩む
患者は、HRTを受ける前に1人あたり平均5.4個の症状に悩んでいたものの、約半数の患者は、症状を自覚してから受診するまでに4か月以上要していた。治療開始前にHRTを知っていたのは半数以下の45.8%。患者の35.8%がHRTに対して不安や抵抗感が「ややあった」「あった」と回答した。具体的には「副作用がありそう」が最も多く、次いで、「効果があるかわからない」、「続けるのが大変そう」となった。また、治療を受けると決めた最も強いきっかけは「医師からの勧め」が最も多くなった。
今回の調査は2014年10月16日~2014年10月21日までインターネット調査で行われた。
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・株式会社QLife ニュースリリース