回転する小型カッターを内蔵
ニプロ株式会社は、アテローム切除型血管形成術用カテーテル「ニプロ DCA」について、3月26日付けで製造販売承認を取得したと発表した。
(この画像はイメージです)
ニプロ DCAは虚血性心疾患の狭窄、または閉塞した冠動脈に対して行われる、方向性冠動脈粥腫切除術(Directional Coronary Atherectomy:DCA)と呼ばれる治療法に用いられるカテーテル。回転する小型カッターを内蔵したカテーテルによりアテロームを切除し、体外に除去することにより狭窄病変部を開大するという。
2014年度後半の販売開始を目指す
今後は保険適用申請を進め、2014年度後半の販売開始を目指す。医師などの医療従事者に同カテーテルの知識や操作を習熟してもらうためのトレーニング期間も設ける予定。
プレスリリースでは
ニプロでは今後とも、患者さまのQOL 向上はもちろんのこと、より安全で、環境に配慮し、医療従事者の方々にも満足いただける製品の開発、提供に努めてまいります。 (ニプロ株式会社 プレスリリースより引用)
と述べられている。(小林 周)
▼外部リンク
ニプロ株式会社 プレスリリース
http://www.nipro.co.jp/ja/news/2014/document/