大動脈弁治療に経カテーテルでの新たな選択肢
6月21日、エドワーズライフサイエンス株式会社は経カテーテル大動脈弁治療に使用する生体弁「サピエンXT」の製造販売承認を取得したことを発表した。開胸手術が不可能、あるいは困難である大動脈弁狭窄症患者の治療の選択肢が広がる。
「サピエンXT」生体弁
販売名:サピエンXT
弁尖:牛心のう膜
フレーム:コバルトクロム合金
サイズ:23mm、26mm
※専用のデリバリーシステム他とのキット単位での提供。
※保険償還後、所定の施設基準(トレーニング受講歴、手術件数、設備他)を充たす医療機関に対し発売予定。
承認番号:22500BZX00270000
(エドワーズライフサイエンス株式会社ホームページより引用)
販売名:サピエンXT
弁尖:牛心のう膜
フレーム:コバルトクロム合金
サイズ:23mm、26mm
※専用のデリバリーシステム他とのキット単位での提供。
※保険償還後、所定の施設基準(トレーニング受講歴、手術件数、設備他)を充たす医療機関に対し発売予定。
承認番号:22500BZX00270000
(エドワーズライフサイエンス株式会社ホームページより引用)
国内治験開始は2010年
経カテーテル大動脈弁治療は心臓を止めることなく、カテーテルで生体弁を心臓に留置する治療法。開胸手術が不可能、あるいは困難な患者に対する治療法としてヨーロッパでは2007年、アメリカでは2011年から行われている。日本では2010年より治験が始められていた。(小林 周)
▼外部リンク
エドワーズライフサイエンス株式会社 発表記事
http://www.edwards.com/jp/newsroom/Pages/jnr20130621.aspx