医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

QLifePro > 医療ニュース > 医療 > エドワーズライフサイエンス サピエンXTの製造販売承認取得

エドワーズライフサイエンス サピエンXTの製造販売承認取得

読了時間:約 47秒
このエントリーをはてなブックマークに追加
2013年06月27日 PM02:13

大動脈弁治療に経カテーテルでの新たな選択肢

6月21日、エドワーズライフサイエンス株式会社は経カテーテル大動脈弁治療に使用する生体弁「サピエンXT」の製造販売承認を取得したことを発表した。開胸手術が不可能、あるいは困難である大動脈弁狭窄症患者の治療の選択肢が広がる。

「サピエンXT」生体弁
販売名:サピエンXT
弁尖:牛心のう膜
フレーム:コバルトクロム合金
サイズ:23mm、26mm
※専用のデリバリーシステム他とのキット単位での提供。
※保険償還後、所定の施設基準(トレーニング受講歴、手術件数、設備他)を充たす医療機関に対し発売予定。
承認番号:22500BZX00270000
(エドワーズライフサイエンス株式会社ホームページより引用)

国内治験開始は2010年

経カテーテル大動脈弁治療は心臓を止めることなく、カテーテルで生体弁を心臓に留置する治療法。開胸手術が不可能、あるいは困難な患者に対する治療法としてヨーロッパでは2007年、アメリカでは2011年から行われている。日本では2010年より治験が始められていた。(小林 周)

▼外部リンク

エドワーズライフサイエンス株式会社 発表記事
http://www.edwards.com/jp/newsroom/Pages/jnr20130621.aspx

このエントリーをはてなブックマークに追加
 

同じカテゴリーの記事 医療

  • ALS、オリゴデンドロサイト異常がマウスの運動障害を惹起-名大
  • 国内ASD患者の約30%で病的バリアント候補検出、全ゲノム解析で-名大
  • 乳がんTP53シグネチャーを用いた簡便な予後診断法を開発、特許取得-東北大
  • 胃がんの新たな治療標的発見、予後悪化にヒストンラクチル化が関与-科学大ほか
  • 白血病関連遺伝子ASXL1変異の血液による、動脈硬化誘導メカニズム解明-東大