服薬時の利便性の向上に
1月15日、サノフィ株式会社(以下、サノフィ)は、2型糖尿病に使用される経口血糖降下剤「アマリール(R)OD錠0.5mg(以下、アマリール。一般名:グリメピリド)」を発売した。
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アマリールは日本では2000 年の発売以来10年以上が経過し、同剤に対する有効性および安全性が確認され(アマリール錠特別調査(長期使用に関する調査):「新薬と臨牀」 57(11):1857-1876, 2008)、現在も糖尿病治療の現場では中心的な治療薬として使用されている。
高齢者でも飲みやすいOD錠
経口糖尿病治療での服薬コンプライアンスの向上が求められるなか、2011年12月、口腔内崩壊タイプである「アマリールOD錠 3mg、同1mg」が発売された。
今回「アマリールOD錠 0.5mg」を剤型追加することで、嚥下困難な患者、高齢の患者、外出時で水が飲めない環境下にいる患者など、服薬の利便性が求められるさまざまな患者への細かな用量調節が可能になる。
サノフィは経口血糖降下剤およびインスリン製剤の両方を有しているが、糖尿病患者の服薬の利便性の向上は、より良好な血糖コントロールの実現につながると考えられる。
▼外部リンク
サノフィ株式会社プレスリリース
http://www.sanofi.co.jp/l/jp/ja/index.jsp